犬の発情期の問題行動に対処

犬の発情中は問題行動が多い

犬は生後6ヶ月過ぎると成熟してきて発情(ヒート)期があります。

 

発情期は性的欲求が強くなり、いままでいい子だったのに、飼い主の言うことを聞かなくなったり、さまざまな問題行動を起こす場合があります。

 

繁殖させるつもりがないなら、去勢や避妊手術をしたほうが、犬も無用のストレスを感じなくてすみます。もし、愛犬に去勢手術をしないときには、他の犬に迷惑をかけないようにしっかり管理しなくてはいけません。

 

犬の発情期の特徴

メスの場合

メスの発情期は基本的に年2回で、季節には関係ありません。発情期は3週間も続き、10日ほど出血が続いた後、この時に交尾すると妊娠します。この時期は陰部が赤く腫れたようになり、いつも舐めるようになります。

 

発情期にはフェロモンを出すので、発情期のメスと出会ったオスは離れないようになります。また、排尿にもフェロモンが出ているので、発情期のメスが排尿した後をオスがみつけると、また、その場所から動かなくなります。

 

この時期は犬の体の抵抗力が弱まります。病気にかかりやすくなるので、健康管理に気をつけなければいけません。また、食欲も落ちます。

 

オスの場合

オスには決まった発情期はありません。メスのフェロモンに反応して発情することになります。

 

発情したオスは性的欲求が強くなり、飼い主の言うことをまったく聞かなくなったりします。また、オス同士で喧嘩をすることもあります。多頭飼いで、オス、メスを飼っている場合にメスが発情すると、まったく食事を食べなくなったりします。

 

メスの発情期の対処

オスを発情させないようにして、体調管理に気をつけましょう。

 

犬の散歩を控える

オスを発情させないため、また、土などでお尻をこすって、感染症にかかるのを防がなければいけません。そのためにも、散歩は控えましょう。

 

家の中を汚さないようにオムツをつける

メスが出血している場合、犬用オムツをはかせて、犬や家の中を汚さないように衛生面に注意します。

 

オスの発情期の対処

発情したオスはコントロールが難しく、特に大型犬になると、力が強いので注意が必要です。頻発するマーキングにも対処も必要です。

 

発情中のメスに近づけない

発情したオスを無理に抑えると反抗的になる場合があります。発情したメスに近づけないことが一番ですが、散歩中は相手の犬が発情中かわかりません。最近では、避妊手術しているメスが多いので心配ないかも知れませんが。

 

マーキングとマウンティングの制止

犬がマーキングするために立ち止まってはいけません。マウンティングは払いのけましょう。

 

犬の去勢と避妊手術

発情中のトラブルを未然に防ぐ効果的な方法が、去勢手術や避妊です。
去勢手術することによって、オスのマーキングやマウンティングを減らすことができ、前立腺肥大やヘルニアの病気の発症を減らすことができます。

 

メスは避妊手術することによって、子宮蓄膿症や乳腺炎などの発症をへらすことができます。
また、攻撃性や縄張り意識が低くなり、いわゆる、おとなしくなります。

 

去勢・避妊手術のかかる費用

去勢は犬のサイズにもよるのですが、1万5千円から2万円。避妊手術は2万円から3万円くらいです。自治体で補助金が出る場合もあります。もよりの自治体に確認してみましょう。

 

手術の時期

去勢・避妊手術は生後6ヶ月から9ヶ月ぐらいまでに受けるのが理想です。年齢とともに全身麻酔による負担が大きくなるため早めに手術したほうがいいです。

 

手術すると太る?

去勢・避妊手術によって、犬が太ると、よく言われます。しかし、性欲が減退しておとなしくなるため、消費するカロリーが減るのです。手術前と同じカロリー、同じ量を与えていては太る可能性が多いというだけです。


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